まずは塗装の状態ですが一部に細かいぶつぶつが表面上に出ていたため、塗装の面を剥いでみました。
原因はオハイオで最終の塗装がされたため??塗料内の湿気を完全に除去できていない状態で塗装が行われ年月を経て表面に影響が出たものと考えられます。 当初、下地に関しても影響が有るかと心配しましたが現塗装の下は完全なオリジナルの塗膜、下地が程度の良い状態で残っていました。 基本的に一番下の濃いネズミ色は純正電熱処理にて施された下地ですので下手に剥ぎ取らず下地の純正状態を残し、剥離することにいたしました。 一部下地などへの影響がみられた場所に関しては、部分的に下地を残すと年月の経過により再度最終塗膜への変化の可能性があるためメタルまで剥ぎました。
1)リアデックリッド部分
2)リアバンパー
一番下の濃いグレー 電熱処理
二番目の薄いグレー 純正下地
三番目の緑は純正塗膜
この後全体的に最終処理下地を残しながら均一に塗膜と下地を剥離し面を出していきます。
下地の状態が思わしくないものはベアメタルまで剥き、純正同色に近い物で下地の処理を行います。
完全に下地が落ちつくまで焦らず時間と熱を加えた後、3-4週間待ち再度下地の仕上げを行います。
現在、下地の処理がほぼ終わりましたので 次回は塗装か足回りのブッシュ関係のの状態をレポートいたします。
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